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『ひッ…姫様ッ;!!!はしたのうございますッ!!!』
廊下を、
ドタドタッ…
と走っていると、
目を真ん丸として叫ぶ上級使用人達が居るが;
後で怒られる事を承知で、総無視する。
だって…
こうしなくちゃ、
大好きな貴方に
一生会えなくなるかもしれないから....
「はぁ…はぁッ……;」
息が上がる。
辛い…
でも、止まろう諦めようなんて思わない。
少し、
何でこんなに遠いのよッ?!!
と、心の中で悪態をつきながら走った。
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