クランと瀧と…

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「ねぇ?メム?? 起きてるんでしょ?」 お兄様が居なくなったのを確認すると…… 隣で寝ているはずのメムに声を掛ける。 「えぇ。アム。起きているわ?何??」 可愛らしく双子の妹は言うけれど… 兄妹の中で1番表裏がある事を双子の姉である私は知っている。 まぁ… そうゆう所が好きなんだけどッ☆ 「お兄様、何か人間の事おっしゃってた?」 と聞くと… 「人間の名前を呟いていたわ。アム。」 「教えて♪」 と、ニッコリ笑うと… 「“翠爛”ですって♪人間の姫なのかしら?」 「かしら?」 クスクスッ…… と、お兄様のベットの上て笑い合った... .
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