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布団の間に、手にもっていたそれを差し込み布団を捲った。
「…眩しい。」
手を動かし、布団を探しているようだ。
その手をパチンと叩いた。
「…いてっ。」
うっすらと瞼を開けてこっちを見た。
「…ぉはよう、桜ちゃん。」
「おはようございます、お義父さん。早く服を着て、その人をどうにかして下さいね。」
「…誰だったかな?」
お義父さんは、首を傾げて隣を見た。その人とは、お義父さんの隣に、裸で寝ている女の人だ。
「…な…ぁに?ぅるさい。」
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