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カーテンの隙間から、まばゆい太陽の光に起こされ、イヤイヤながらベッドから起きた。
一つ欠伸をして、赤い目覚まし時計を止めた。
この目覚ましは、亡くなった母から最後のプレゼントとして貰い、大事に使っている。
時間はまだ、5時半…。
ノロノロと部屋から出て階段を降り、洗面所に向かった。
暖かくなったと言えど、朝の水はブルっと体が震えさせるが、そのおかげで目が冴えてきた。
タオルで顔を拭いて、洗濯機に放り込み、洗剤を入れてからリビングに向かった。
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