後半…生か死か…

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要「そうね…だと良いよね…」 敦史「まぁとりあえず俺が持ってきたパンと水とリンゴとバナナで…え~っと」 睦月「もって3日ね」 要「これだけ有って3日か…」 要と敦史は首をひねり唸りながら目の前のパンとリンゴとバナナを見る 睦月「とにかく…敦史君に聞きましょう、外の様子」 要「そっか、睦月ちゃんグッドアイデア!敦史君教えて」 敦史「建物はボロボロで時々変な人が居たぞ…食糧持ってるからって追い回されたんだ、俺」 要「私達だけじゃないんだ…」 彰「変な人か…多分箱船に乗れずに居た人たちだろうね、たぶん危険だよ」 要「え?何で?」 彰「僕らと同じ状況なら僕らを殺してまで生き延びようとするよ、長く生きなきゃ箱船に迎えに来れない…可能性は薄いにしろ生存本能がそう諦めるとは…思えないな」 敦史「やべえな…武器か何か無いのか?」 睦月「使えそうなものは瓦礫から砕けた石しかこの辺には無いわね…」 敦史「あ~畜生!コレじゃ危なくなっても逃げ切れるかどうかわかんねぇよ」 敦史髪を振り乱しながら喚く 要「…外から武器か何か拾うとかはどう?時々しか人は居ないんだもの」 彰「怖いこと言うなぁ…君は」
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