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彰「ねぇ…君大丈夫です?」
彰、恐る恐る手を伸ばした瞬間に敦史起き上がって伸びをする
敦史「イテェ…ありゃ?勢い余って突っ込んだら人が居たのか?」
睦月「騒々しいわね…いきなり突っ込んで来るなんて」
要「…アンタも箱船に乗り遅れたの?」
敦史「箱船…なんだそりゃ?」
彰「えっ!君は知らないのですか?人類が滅亡することを逃れる最終手段としてニュースに流れたのに…」
敦史「うーん…俺テレビもラジオも使わねえからなぁ…」
睦月「…何も知らない事って幸せね」
敦史「だっていきなり人類が滅びますって言われても俺は何にも考えないしな~冗談だろ?」
敦史以外みんな呆れるか溜息をつく、しばらく間を置き耐えかねたのか要が口を開く
要「本当に何にも知らないわけね…いきなり聞くけど、君の名前は何?私は要、あの無愛想な子が睦月ちゃんで、気弱そうなのが彰君」
睦月は無感情に会釈をし彰は気恥ずかしいように握手する
敦史「さて、俺は敦史!んで歳は15宜しくな」
要「ところでこんなに沢山のパンと水とバナナとリンゴをどうして抱えてきたの?」
敦史「買い物してたら急にサイレンが鳴って変な煙が出てきてみんな慌てるからびっくりしちゃってな…俺も訳解んない内に飛び込んじまったんだ」
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