~天津と黒之介の出逢い(天津編)~

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―――――数ヵ月後。。。 「お母さん。この犬、もう要らない。」 と鈴が言い出したので、母親は 「どうして?」 と聞いた。すると鈴は 「だって全然言う事聞かないんだもん。咬んでくるし、嫌い!」 と言った。母親は 「うーん。でも、捨てたりしたら可哀想でしょ?ね?」 と鈴をなだめた。鈴は少し考えて、何か思いついたように 「あっ!そっか。…うん。わかった。」 と言った。 母親は娘の考えている事を知らなかった。 鈴はコッソリ捨てようと思っていたのだ。
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