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「どういうことだ? シナリオ上って……」
俺は、その疑問を直ぐさまぶつけてみた。
「ご存知の通り、ここは、あなたのしていたゲームの世界です。そして、あなたはこの物語の主人公となりました」
何だって!? 俺がゲームの中の主人公? この、俺がですか!?
……しかし、もしそれが本当の話であったなら、それは嫌な話ではない。俺の超お気に入りのゲームの主人公を、肌で感じることができるだなんて。
テレビの外で見ている時と、実際にキャラになりきっている時とでは、臨場感などは桁違いだ。
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