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「やりましたね!」
謎の人物の優しい声が耳へ届いた。
目を開いて背中に手を当てると、何か冷たい金属のような物がずっしりとぶら下がっているのがわかる。
もしかして、これって……
「あの大剣ラグナロク!?」
ラグナロク――全長1メートルほどもある、細身の剣。刃の芯は、非常に硬い鉱物、オリハルコンを採用し、いかなる物をも一刀両断するほどの切れ味を持つ――。
まさかこんな物を、この俺が持つことになろうとは……。
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