ゲームの世界へ

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 ――って、また肝心なこと聞き欠けている。 「ねえ、だから君は一体何者?」 「それは……後に必ずわかることですので。よろしくお願いしますよ。この世界の存亡がかかっていますので……。では、健闘をお祈りします」  ……うーん、答えになっていない。 「おい、ちょっ、待てよ!」  俺の声は、虚しく空を掠めた……。  謎の少女の気配は、すでになくなっていた。
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