初陣の剣

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 ズドォォン!!  物凄い爆発音が辺りに響いた。 「――あれ?」  業火は俺を確かに射抜いていたはずだ。  ところが、俺に痛みはない。熱さもない。  (もしかして、ここ、天国? 一瞬のうちに灰になっちゃってたりする?)  そう思い、俺は目を開けた。 「……まったく、こんな凶暴な獣に1人で挑むバカは一体誰なの?」 「!?」
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