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俺がその場から離れると、リリナはすかさずフレイム・タイガーをドラゴンの背中から狙撃した。
今度は右肩に炸裂。フレイム・タイガーは前足の力を奪われ、倒れてしまった。
――しかし、フレイム・タイガーは、それでもこちらを睨み、牙を剥き出しにしている。
やはり、トドメを刺すべきなのか……?
ラグナロクを振りかぶり、トドメを刺そうとするも、躊躇して振り下ろせない。
フレイム・タイガーはそんな俺に、火炎を吹きかけた。
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