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次の日事件が起こった
私が学校に行くと
あらゆるところに一枚の写真が貼られていた
そこに写っていたのは
私と修一さんが
ホテルに入っていくところだった
誰がこんなことを
私は急いで教室に向かった
黒板の前に人だかりが出来ていた
そこにも同じ写真があった
歩美「そ…そんな」
私は教室から出ようとした
ドアを開けると先生が立っていた
先生「アンタちょっとおいで」
先生の顔はいつもと違って
恐かった
私は保健室に連れていかれた
とたんに先生の顔は優しくなった
先生「こういう風になるのは考えにあったか?」
私は黙って首を横に振った
先生「だろうね。私はなるんじゃないかと思っていた。本当はこうなる前に止めとけば良かったんだ。お互い未熟だったね」
先生の優しさに
涙が出た
こどもの様に
声を出して泣いた
それを見た保健室の先生は
先生(保)「ベッドで少し休みなさい。さっきの事は私と先生でなんとかするから」
どうして先生たちはこんなに
私に優しいのだろう
私はベッドに入った
しばらくすると放送が入った
『職員会議を行いますので至急職員室におこしください』
保健の先生も出ていった
保健室は静かになった
その時
『ガラガラガラ』
誰か入ってきた
私は体を起こした
葉山だ
しかも私のところにきた
葉山はとても恐い顔をしていた
そして私を押し倒した
歩美「イタイっ」
葉山「なんであいつなんだよ。ふざけるな」
葉山も男
私の力じゃ抵抗できない
葉山の口は私の喉元にくっついた
歩美「やめて」
私はなんとか葉山をふりほどき
学校から逃げ出した
葉山がいやなんじゃない
葉山の顔が恐かった
私はすぐに家に帰った
そしてベッドに潜った
そして泣いた…
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