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           「ごめん…もう、君とはいられないんだ。」  「そんな…どうしてそんな事言うの?どうして…。」 そう言いながら女の子は涙を流した。 男の子はずっと頭を下げたままだった。 そして、ずっとずっと“ごめん”ばかり言っていた。 雨が降っている。  
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