プロローグ

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ここはアストラギウス銀河 ギルガメス星域とバララント星域が接する宙域の辺境にある惑星、ゲール。 この惑星の北半球にはギルガメス陣営の大規模軍事施設があり、バララントの侵攻に対して常に監視の目を光らせていた。 一方、南半球には鉱山や酪農地帯が広がり、比較的豊かな土地であった。 この軍事力と豊かな資源を持つが故に、度々バララントの侵攻を受け、惑星の1/3が焦土と化していた… そんな惑星の街の一つ、コーブ。 ここではかつて大規模な戦闘があり、街のすぐ隣に大型艦船が墜落し壊滅的被害を受けた。 しかしコーブは北半球と南半球を結ぶ、いわば交通の要所にあり、交易が盛んであった為、壊滅的な打撃を受けた今でも徐々に活況を取り戻しつつあった―。
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