エピローグ

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結局、ガルロはゲイブルに一撃も与えることはできなかった。 しかし、生きてココに立っているのガルロだった‥。 ロッカールームに引き上げる途中、あの小柄なマッチメーカーが落ち着かない目に脂汗を浮かべた笑顔でガルロを出迎えた。 「す、すげぇじゃねぇかよぉ! え? 次はどぉすんだよぉ?」 ガルロは質問の意味がわからないというように肩をすくめると、こう切り返した。 「オレに賭けたんなら、相当儲けたんだろ? とりあえず、壊しちまったガレージの代金と、次の寝床を用意してくれないか?」 「お、おう! 当たり前だよ! ハハ‥ 、なんでも言ってくれや! ハハハ‥」  ―コイツ、オレに賭けてなかったな ― そう感じて、ガルロはニヤリとした。 「よろしく頼むぜ。相棒。」 そう言って整備場の方へと去っていった… 後に 第4次銀河大戦が勃発したが、ギルガメス、バララント両陣営共に、新型マッスルシリンダーを採用したという情報はない。     
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