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そして海神ポセイドンはゼウスほど陽気さや気さくさ、大らかさを持ち合わせておらず、やや陰気で気難しい神でした。
そのポセイドンから寵愛を受けていたメドゥーサはアンピトリーテから憎まれ、アテナからは嫉みを買いました。
その結果、美しかったガイアの娘、大地の女神はアテナから全ての美を奪われて、美しかった髪もひしめく蛇に変えられたのでした。
そのうえ、アテナはペルセウスを差し向け彼にメドゥーサの首を取らせました。
メドゥーサはこの時、ポセイドンとの胤を宿しており、切られた首のところから翼がある天馬ペガサスとクリュサオルが生まれました。
しかし、何故アテナがポセイドンの愛人であるメドゥーサをそこまで嫉むのかは定かではありません。
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