君を失った日

1. 君に気付いた日

　
僕はただの女の子だった。

普通に恋愛をし
普通に勉強をし
ごく一般家庭の
一般の女の子だった。

君に気付いたのは
大好きだった大ﾁｬﾝに
ふられた後だったかな？

桜が舞い散る季節だった。

大ﾁｬﾝに遊ばれて捨てられ
心身共にボロボロだった
あの頃だった。