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『私なんかと居るより、男子なんだから男子達と居た方が楽しいでしょ?』
真顔でそう口にした音。
まさかそんな事を、言われるとは思っていなかった。
『何で?別に関係無くね?俺はお前と話してみたいから此処に居るんだし』
『……そう。だったら、立ってないで座ったら?立ってずっと見ていられると、困るから』
音の顔は薄っらピンク色になった気がした。
俺は、直ぐに椅子を持って来て通路に置いて、腰を下ろした。
本を読みながら、俺の話に音はちゃんと返してくれた。
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