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━ザァー…キュッ…
鍋に水を入れ火にかけた。
俺は一休みする為に、その場を離れた。
『全く、こき使いやがって』
切株の上に腰を下ろした。
周りの班が協力しながら、カレーを作っている姿がよく見えた。
『…………司?』
振り返ると、飯ごうとしゃもじを持って、音が立っていた。
『音。お前何で此処に』
『司こそ、カレー作りは?』
『彼奴等、俺ばっかにやらせっから逃げて来た』
『逃げてってιι』
音は溜め息を吐いて、呆れた顔をした。
『お前は?』
『あぁ、飯ごう取りに来たの』
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