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シャーッ
パパがカーテンを開けたらしい。
眩しい…
朝だ…
今日も学校……
でも、悠君がいないと思うと気が楽だ。
「おは。」
テーブルの上に座っているブラックが挨拶した。
「おはよ。……昨日さ…」
私は、そう言おうとして躊躇った。
「やっぱ、なんでもない。」
ブラックはカクンと首を傾げた。
「なんだよ。最後まで言えよ。気になるだろ。」
「本当に何でもないから。」
そう言って私は席についた。
ブラックは、ブラックには大きすぎるマグカップに牛乳を注いで、必死に持ち上げて飲んだ。
ガタッ
「ごちそうさまでした」
二階に上がり、カバンを持った。
「行ってきます。」
「いってらっしゃい」
ブラックが手を振って見送った。
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