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こうしてブラックは沙夜にいわれるがままに罪の無いクラスメートを喰べ続けた。
そのうち、学校閉鎖になり、警察も必死に捜査を続けた。
しかし、そんなことも関係なく毎晩ひたすら喰べた。
そんな日々が続いた…
生徒は沙夜以外…姿を消した…
「喰べるもの…なくなったな…」
俺は言った。
「お別れだ……」
沙夜はガクンと肩をおとし、涙ぐんだ。
俺はそんな沙夜を見ていられず、家を出た。
最初からどこかでひっそりと死ぬつもりだった…
俺の寿命はあと3日だろう…
それまで海に…
……海で死のう
俺はパタパタと海まで飛んで行った。
ザザー
潮の香り…
波の音…
俺の墓場………
俺はストンと腰を下ろした。
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