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3日目の朝…
今日…か…
俺が死ぬのは…
悲しくはない…
失なうものはないんだから…
こういう運命なのだから…
ただ…気掛かりなのは…
俺が死んで悲しむヤツがいること…
……沙夜…
ザリッ…
後ろに気配を感じる…
俺は振り返った。
…!!
…沙夜?
沙夜はやつれはて、目が死んでいた。
最後に会った時の面影はなかった…
「沙…夜…?」
「やぁっと…見つけた……」
俺は…ゾッとした。
「ブラッ…ク…だめだよ…死んじゃぁ…」
沙夜はニヤァと笑った。
手にはデカイ包丁…
何…する気だ…
沙夜は自分の肩の上に包丁を掲げた。
「やっ…やめろぉぉぉぉぉっっ」
沙夜は包丁を自分の肩に降り下ろした。
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