第2章 喰

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夜… ブラック…まだ寝ない… 「ねェ…もう寝たら?12時だよ?」 ブラックは下を向いて首を横に振った。 「ふっ…大人はまだいいんだよ……お前こそ寝ろよ。」 「ブラック…大人なの?」 「黙れ、もう寝とけ。」 「ブラックが寝たら寝る。」 ブラックはため息をついた。 「分かった…もう寝るから。」 ブラックは鳥かごの中には戻った。 沙夜は布団にもぐり、目を閉じた。 それから1時間たった… しぃんとした部屋の中… ブラックの目がパチリと開いた。 のっそりと起き上がる… そして、キィ…と鳥かごが開いた。 パタパタと沙夜の上を飛び回って寝ているか確認… よし… ブラックは窓から出ていった。 沙夜はゆっくりと目を開いた。
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