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「今のままではお前を跡取りには出来ない。」
そういきなり言ってきたのは、すごく小さい会社から世界一の大企業に一代で成長させたミラクル社長でもあり、俺の親父でもある鷺ノ宮 太一(サギノミヤ タイチ)である。
「なんでだよクソ親父。」
「今の貴様には足りない物がある。」
「うざけるな!!白皇でもトップの成績で、すべての学科からの卒業間違いなしの天才の俺に何が足りないっていうんだ!?」
「貴様に足りないのは、自分を低価的に見る心だ。」
「はぁ!?」
「お前は自分より上の物はいないと思っている、それを改める心だ。それを身に付けるために一般庶民の通う高校に行ってもらう。いいな!?」
というむちゃブリで俺はここにきた。
親父との約束は三つ
1.学校の生徒及び友達に正体を知られてはならない。
2.卒業までは一人暮らしをしなければならない。
3.学校を卒業出来なければ社長にはなれない。
という三つの約束を守り卒業さえすればいいという訳だ。
「いいだろう!!その挑戦受けてたってやる。」
こうして俺はここにきた訳だ。
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