魔法使いオリー

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僕と腐れ縁のオリファー君 小学校④年生の時転校してきた僕んちにチャイムも押さずに玄関開けて 「き~む~ら~くん!」 と家中に響くような元気な声で毎朝迎えに来てくれました 年賀状に闘牛士がウシにツノでカンチョーされてる写真をつけて送ってくるとゆーなかなかファンキーなKYです 激ぽちゃな地元の女の先輩に オリ「わー、おすもうさんだあ!」 先輩「え?どこ②?」 あんただょ! 危ない橋渡ってます そんなオリー君、中③の時の受験の時 俺より全然頭いいのに俺と同じ高校受けて塾の先生にめちゃ怒られてました 「将来の事考えろ!おまえは木村の為に高校行くのか?!」 とか言われてました。 こっそり聞いちゃった ちょっと申し訳ない気持ちになっちったけど 今となっては笑い話 だって大学まで一緒だもん そんなオリ君は僕の作戦参謀 女性に全く興味ないオリくんなのに豊富な知識と雑学で僕にアドバイスをしてくれます。 俺「なあ最近俺彼女との交尾マンネリなんだけどさ~」 オリ「氷入れてやってみれば?」 どっからその発想が出てくるんだ? まさに木村王国の諸克光明(漢字わからん) 女性にまったく興味ないのにエロゲーは300本以上持っているオリ君 なんで? 彼が言うには 「ストーリーがダークで深いんだよ」 だそうです ちょっと前にオリに聞きました 俺「なんでおまえ女に興味ないの?」 オリ「知らねーよ!それにめんどくせーじゃん!」 俺「そのめんどくさいのを補って有り余る楽しさがあるんだよ!」 オリ「やだよ!いい事教えてやろっか?」 俺「なんだよ?」 オリ「30歳まで童貞を守ると魔法使いになれるんだよ?」 楽しみです 魔法使いになったら俺に地下室作ってね オリと久し振りに会う度に俺が 「俺またくだらねー女とやっちった~!」 みたいな事をゆーとオリわ オリ「まだ女遊びしてんのかよ!落ち着けよ!」 と言ってきます おまえにいい事を教えてやるよ 遊び人は賢者になるんだよ
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