ダンボライオン

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季節はちょうど3月になる直前のまだ肌寒い頃。 僕は、約一年ぶりに携帯で出会い系サイトのページを開いた。 初めての浮気です。 さすがに初めてとあって、彼女いるいないどっちがいいのかとかどんなふうにメールすりゃ後々めんどくさくなくなるのとかわからなくて感覚で適当にメールしました。 地元の女子高生、八千代(佐倉?)のフリーター、この二人と一ヶ月の間にヤレちゃいました。 ま、この二人の話は詳しく書くと長くなるのでそれはまた他の章で。 俺、イケんぢゃね? 勘違い男誕生の瞬間です。 ただ、やっぱり、そこで思ったのが二人ともメル友だったって事。 メル友にしか、出会い系にいる女にしか俺は通用しねぇんぢゃねーか? って事。 そりゃそーだよね、ナンパなんかしたトキねーんだもん。 世間にいる女子みんなが出会い系にいりゃいーけどさ(^。^) ちゅーわけで思いました。 ナンパをしてみようと。 当時僕は大学三年生。 就職活動のためにコミュニケーション能力を磨くためでもあるんだ! と自分に言い訳なんかしてたりしました。 ここらへん意味不明なトコAB型っぽいですよね。 それじゃあ運命のダンボライオンについて語りましょうかね…
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