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「実はね、君のお父さんは君たちを守る為に仕事を必死にしていたんだ。
あの時は会社は赤字でどんどん倒産に近づいていたんだ。
けど君のお父さんのおかげで会社は立て直した。
そのせいで溝を作ってしまったことを謝りたかった。すまん。」
正直腹が立った。
「親父のおかげで助かった人はいますか?」
「あぁ、たくさんいるょ。私もそうだ。息子や家内もだ。」
「なら、いいです。」
おじさんは笑顔だった。
「それともう一つ。これを。」
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