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「あっすいません…先輩。」
真琴は先輩だと思い焦って謝った。
「先輩でもない―!!俺も新入生―♪」
「えっ、同じ年…ウッソ…」
驚きのあまり大声で叫んでいた真琴に慎司は耳を押さえながら話す。
「あー、うるせー」
「あっごめんなさい…」
自分の大声に気づき謝る真琴。
「お前元気だなぁ―♪」
慎司は笑ってそう言った。
わいわいやっている二人を横目に通り過ぎようとしてるやつがいる。
名前は、高嶺 修(たかみね しゅう)
こちらも新入生。
身長は、175㎝
体型は、細くてメガネを掛けたいかにも優等生タイプ。
自分の意見をはっきり言えず親のいいなりになっている自分にコンプレックスを持っている。
移動しようとした真琴はちょうど横に来た修にぶつかった。
「………っ。」
無言で睨む修にぶつかった真琴は慌てて謝り倒す。
「うわぁ。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…」
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