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謝る真琴に修は。
｢気よつけてくれ。｣
と一言だけ言ってさっさと歩いて行った。
｢うへー!怖いやつ―!｣
慎司の言葉に真琴は不信がる。
(本当にそう思ってんのかな？)
一連のやり取りを遠くで見ている二人がいた。
一人は、波瀬 陸矢(はせ りくや)
こちらも新入生。
気が短くてケンカが趣味と言うだけあって生傷がたえない…。
身長が、160㎝と小柄なのがコンプレックス。
もう一人。
名前は、真部 和樹(まなべ かずき)
同じく新入生。
陸矢とは中学からの友人で悪友。
身長は170㎝
家柄にコンプレックスを持っている。
｢賑やかな奴らだな❗｣
｢ｸｯｸｯ！楽しくていいんじゃない!?｣
陸矢の言葉に和樹は笑って答えた。
｢陸矢。早く行こう!｣
和樹に促されて陸矢は校舎に向かって歩き出した。
この性格も見た目もバラバラな５人がバンドを組むのはもう少し後になります。
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