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「ノアよ。タクト聞こえる?」
ノアがモニターで話している先には大型戦艦だ…まさかあれが援軍?
「勿論!…作戦内容はノアと例の人が乗っている紋章機の護衛と敵機関の全滅だ。…エンジェル隊出撃!」
「了解!!」
すると、その大型戦艦から6つの戦闘機が飛び出した。
「ほら、アンタも戦うのよ!」
「何だって!?」
「とぼけてんじゃないわよ…アンタはこの紋章機を動かせる!…アンタは選ばれし者なのよ…」
「………。」
その会話は他の機体にも聞こえていた。その中の金髪をはためかせた女の子が
「え、アンタも戦えるの?…ちょうどいいじゃない!アタシは…」
その時、水色の髪をした女の子が通信に割り込んできた。
「自己紹介はまだですわよランファさん。今はこの敵に集中して下さいな。」
「了解よ。あ、ミルフィーがそっちに行くわ。」
誰だし…と思った瞬間そんな事は頭から吹っ飛んだ。
「はーい分かったよ~ランファ。」
…桃髪の天使…。
俺は一瞬みとれた…。
「さ、こっちです。えーっと、その紋章機さん。」
「え💦あ、うん。」
「何慌ててんのよ。」
「?…どうかしましたか?」
「…とりあえずそっちに向かうよ」
「そうね。」
ノアは頷いた。
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