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「ほらケント、これにサインして。」
ケントとノアと6人のエンジェルは司令室に入る。司令室はまるでタクトの部屋と言ってもよかった。
必要最低限の物しか置いてなく、机には束の書類が…。
ケントはタクトが契約書をピラピラさせているのを横目に失礼しますと言い席に腰かけた。
「分かりました。けど、教えて貰いたい事が…。」
「ん?なんだい?」
「何であなた達は戦争を…?」
「ああ、それね。それは…」
タクトが言おうとした瞬間
「ヴァル・ファスクという敵と戦っているわ」
ノアに割り込まれた
「………」
「いい?この宇宙には600年前にクロノ・クエイクという災害が起きたのよ。後からクロノ・クエイクは災害じゃない事に気づき、私達はそれを止めに行ったの。
で、また起こそうとしていたのがヴァルファスクという訳よ。まだ残存しているかどうか確認するためあちこち周っているわ。しかし、また出てくるとはね。」
タクトは頷きながらノアに同意していた。
「うん、そうだね…。せっかくゲルンを倒したのにな…。」
「大体分かりました。それじゃあノアさん、僕のこの力って…」
「…ここでは説明できないわ」
「さて、サインしてくれ。ケント。」
俺は契約書に書き込んだ。
「はい。終了。」わーい仲間が一人増えましたぁ!」
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