第3章~天使達の集い場~

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「それじゃあケント、君は今日からエンジェル隊新人として小尉に任命する。部屋の手配が終わるまで自由にしていいよ。制服は…っと、ノアがもう創造してたか。じゃあ鑑内を見学してみたらどうかな?」 ミルフィーはぴょこっと手を挙げた。 「あ、じゃああたし案内します。」 フォルテは腕を組みながらミルフィーに笑いかけ、タクトを見た。 「いいんじゃないかい?こういうのはミルフィーにお任せで。」 ミントは人差し指を口元に当て 「そうですわね。ミルフィーさんが一番鑑内の案内が出来ますしね。」 と言い微笑んだ。 「それじゃ、ケントの案内役はミルフィーに任せよう。ミルフィー、やってくれるよね。」 ミルフィーはうきうきしながら元気よく答えた。 「はーい!任せて下さ~い!」 ケントは真逆に驚いた。 「え!?」 桜葉先輩が案内を…。 タクトは疑問に思ってケントに聞いた。 「どうしたケント?何かまずい事でもあった?」 続いてミルフィーが 「どうしたんですかぁ?」 と聞いたので本心を悟られるのかなと思い俺は慌てて返事をした。 「いえ、何でもないです、マイヤーズ司令。」 タクトはそれを聞いて首を傾げた。 「堅いなぁ…タクトでいいよ。」 「ええ!?でもそんな…!?」タクトは気楽に言った。 「あははは…いいんだよ。親しくする原則がこの鑑にはあるんだからさ。」 はて?疑問を持った俺はタクトに聞いた。 「?…やっぱり何か関係が…?」 「いや、俺流なんだ。堅っ苦しい空気は苦手でね。」 ランファはため息をつき 「こんな司令官で申し訳ないわね、ケント。」 「ひどいなぁランファ。」 そしてタクトはケントにあれこれ注意事項等を言い、ミルフィーが 「タクトさん、お話は終わりましたか?」 と聞いた。 「ああ、終わったよ。ケントの案内行くのかい?」 「はい。行きましょうケントさん!」 俺は頷き 「じゃあちょっと行って来ますタクトさん。」 ケントとミルフィーは司令室を出た。 「ミルフィーの言ってた【タクトさん】仲間ができたわね。」 「ははは…💧」
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