第1章~始まりの朝~

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「おはよー。ケント」 クラスメートが挨拶してきた。 「ああ、おはよ。」 「ちーっす、ケント。また美少女の夢見たとか戯言吐いて来てんのか?」 「また見たよ。あはは。」 「ははっお前らしいな。」 と、まあ学校に入ると挨拶の嵐が飛び交うわけだが。 その中で仲が良い友達が話しかけてきた。名前は…コウキとハルカ。 「よ、ケント。」 「おはよー」 コウキは俺と同じ剣道部に所属していてライバル的な存在。 髪は黒く、背はほぼ俺と同じくらい。 「おはよー。朝、また頭痛くなったんでしょ?大丈夫?」 「ああ、大丈夫だよ」 ハルカの方は演劇部に所属。髪はクリーム色でクラスに人気がある。 俺に気があるが…。背は俺よりちょっと低い。 「ふーん…で、その子私より可愛いの?」 「え、ええ!?」 「ケント、そろそろHR始まるぞ。」 「あ、ああ…。(助かった)」 ……… HRが終わり、1時限目へと入る。 コウキの姿をみると、もうジャージに着替えている 「ちょ、お前着替えるの早すぎ!?」 「これくらい普通だ。」 「そうかい💧」
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