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「はぁっ!」
コウキは俺に向かって竹刀を振り下ろしてきた。
「…くっ!」
俺は竹刀を軽く上方に構え、コウキの攻撃を受け流し胴を決めようとした。
「甘い!」
コウキは、竹刀を回し軽く受け止め攻撃に転じた。
「っ!!」
俺は素早く後ろに下がり後ろで竹刀を回し、下から上に振り上げコウキの姿勢を崩した。
「何っ!?」
「面っ!」
パァーン…
………
……
…
3人は廊下を歩いていた…
「今日はお前の勝ちだな」
「はは💧」
「ケント、かっこよかったわよ。」
「お前は胴着ない方がいいんじゃないか」
「意外に良いと思うわよ。」
「おいおい…。また医務室行きだぜ…💧」
と、笑い話が続き…。
「なあ、屋上行かないか?」
「いい気分転換になるんじゃない?」
そして、一行は屋上へと進んだ。
学校の屋上から望む風景は夕日が佇んでいた。
「綺麗ね…。」
コウキは夕焼けに見とれながら言った。
「そうだな」
と、その時俺は何かを感じた。
「…ん?」
「どした?」
「みんな…中に入れ!」
突然上空から何か黒いものが出現した。俺はこういう時でも落ち着いて考えて行動するけど…。
「なんだあれは!?ハルカも早く!」
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