3462人が本棚に入れています
本棚に追加
子犬「ワウッ!!」
子犬はコロッケを食べ終わるとレナに擦り寄ってきた
レナ「かわいいな」
レナは子犬の頭を撫でる
子犬「ワウッ!!」
子犬は嬉しそうに尻尾を振る
レナ「でも何でこんな森の中に子犬がいるんだ?」
子犬「ワウッ!!」
ガブッ!!
子犬は突然レナのズボンに噛み付き引っ張る
レナ「どうした? 俺をどこかに連れていきたいのか?」
子犬「ガウッ!!」
レナ「わかったよ」
子犬はレナのズボンを離し走り出した
レナ「やれやれ」
レナは子犬を追い掛ける
数分後
子犬「ハッ! ハッ!」
そこには・・・
レナ「デカすぎだろ・・・」
全身傷だらけの巨大な犬がいた(大きさは5Mちょっとぐらい)
??「ツッこむ所はそこか?」
レナ「喋った!!」
??「私が喋ったら駄目なのか?」
レナ「いや別に・・・」
??「なんか調子が狂うがまあいい・・・我はケルベロス お前は何者だ?」
レナ「俺は神楽 零鳴だ」
ケル「お前に一つ頼みたい事がある」
レナ「何だ?」
ケル「見れば分かると思うが私はもうすぐ死ぬ・・・」
レナ「・・・・」
ケル「私が死んだ後この子を頼めないか?」
レナ「何故俺に?」
ケル「お前は信用出来そうだからだ」
レナ「何故分かる」
ケル「なんとなくだ」
レナ「おいおい」
ケル「で・・・頼んでもいいのか?」
レナ「分かった」
ケル「すまないな」
レナ「いや別にいいよ」
ケル「せめてもの礼にお前に今の私の中に残っている『力』をやろう」
レナ「『力』?」
最初のコメントを投稿しよう!