修学旅行

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藤は部屋の荷物を段ボールに詰めていた 「おかえり周、俺明日から喫茶店の北海道の支店に移動することになったから…一年くらい帰らない」 「…え…」 周は目を見開いた 「…な…んで、急に…」 藤は周の顔を見ない 答えようともしない 周は藤にすがりつく様に手を伸ばし触れようとしてその手を叩かれた 「お…とうさ…」 周は呆然と立ち尽くした
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