お父さんと僕

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乾いた唇が重なる 藤の手は周のパジャマをゆっくりずらしていく 「……こうやって手を出したくなるから…離れようと思っていたのに…しかも雪乃からの手紙を見て…」 藤は悲しそうに目を伏せた 周はやっと納得した 「確かに…お母さんには会いたいと思ったけど…暮らしたいかは別だよ…」 周は藤を諭すように言った
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