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それから4年たち、18才になった。今回は、隣国の武将から、情報を聞き出す任務だ。 その武将は、かなり腕利きだが、毎晩遊郭に通っているらしい…遊郭なら、話は早い。 私は、いつもの黒の忍服ではなく、桃色の着物でうっすら化粧をして隣国に入り込み、標的の通う遊郭に気づかれぬ様に潜り込んだ   遊郭は、一人増えた所で誰も気付かない。夜になれば尚更…手慣れた手つきで化粧をして、髪に簪をつけ纏める。着物は、派手過ぎず、少し控えめで、予め用意しておいた物に着替えた   後は、端の方に座り、少し開けた障子から標的が来るのを待つだけ…戦が無ければ毎日と言っていいくらい通ってるらしいから、きっと今日も来る  
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