変わるのか!?変われぬのか!?その後の俺。

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そんなある日俺は友達にあゆみの事を聞かれた。 だが俺はどうせ待ってくれてもいないし俺の事など頭にないだろうからもう連絡はしないと言った。 友達は確かにあゆみは俺の事を待ってはくれていないだろうけど中途半端なまま終わるのはいけないから連絡しろと言われた。 俺は迷ったが友達に背中を押され電話をかける事にした。 俺は一人で電話したくて友達と別れた。 俺はただ謝るつもりだった。 急にいなくなり約束を破ってしまった事を。 そしてきっちりと別れるつもりだった。 そして電話をかけた。 「もしもし。久しぶりやな。俺や。わかるか?」 携帯番号が変わっていたのであゆみは俺の事をわからなかった。 俺の声を忘れているのはショックだったが俺は言った。 「俺や。たくまや。」 その瞬間急に沈黙になった。 そして電話の向こうから「た!たくまぁ!?」という声が聞こえた。 それはあゆみの声ではなく誰か知らない男の声だった。 その瞬間俺は考えていた事とは逆にブチギレてしまった。 「誰じゃ!後ろにおる奴!!変われ!!!」 あゆみは動揺し何も喋らない。 だが俺の勢いはもう止まらなかった。 「そいつお前の今の男か!?」 あゆみは小さく「うん…。」と答えた。 俺はあゆみを詰めるように言った。 「お前手紙も送ってこやんと俺に別れの言葉もなしにもう他の男できたんか!男に変われや!しばいたるわ!お前その男だけちゃうぞ!俺がおらん間に関わった男全員しばいたるわ!!お前軽いのぉ!俺はただの遊びの男か!」 本当はもっとひどい事を言ったがあまりにもひどすぎてここには書けない。 そしてあゆみは全くも喋らない。 所々で「………ごめんなさい………。」とただ謝るだけ。 俺は男をしばくの一点張り。 とそこで俺はふと気がついた。 俺は一体何をしているのだろう。 俺はこんな事を言いたかったんじゃない。 俺は冷静になった。 「もういいわ。しばくしばくって言ってたけど俺が急におらんくなったから悪いんやし俺にしばく権利なんてないわ。本間はただ謝りたかっただけやねん。ごめんな…。」 彼女はまだ沈黙のままで話すら聞いてるのかわからなかった。
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