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汚れたこの冷たい手は
君に触れる事を
許されているんだね
けれど君は
そんな僕に言った
汚れてなんかなくて
とてもきれいなんだと
あれから二人
ほんの少しだけでも
同じ世界で生きて
同じ夢を見ていた
雨が降る日には
傘をさしてあげるよ
君が涙流すその日には
そばにいるよ
もしこの世界で
愛される事が
一番最後に
なったんだとしても
僕はそれで
幸せになれるから
僕を忘れないでよ
目をつぶれば
今も胸に残る
その小さな声と
小さな手の温もり
さよならさえ
伝える事できずに
君のいない世界で
僕は一人になる
雨が降る日には
傘をさしてあげるよ
君が涙流すその日には
そばにいるよ
あの日々は今も
この胸の中で
変わらずに続いて
いるんだ
君を幸せに
するのが僕なら
僕がそばにいるから
君が涙流すその日には
そばにいるよ
もしこの世界で
愛される事が
一番最後に
なったんだとしても
もうこの世界で
君以上に人を
愛せる事なんて
ないのに
さよなら
僕を愛してくれた人
もしも君が泣くなら
僕がそばにいるから。
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