小学校

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クラスで唯一話しかけても戸惑いながらも仲良く喋ってくれてた子がいた。 ある日、その子と話をしている時に他の子が近寄って来て、仲良く話してくれてた子に耳打ちをした。 何て言われたのか知らないけれど。 ーそれ以降、話しかけても返事は返って来なくなった。 クラスで完璧に孤立した日だった。 私は勉強が出来るワケでも、何か秀でてる事があったワケでも無いけどおとうさんの娘ってだけでおとうさんには自慢の娘だった私はその日から、おとうさんの自慢の娘じゃ無くなった。 今でもそう思う。 学校、行かなくてゴメンね。 おとうさんの自慢じゃ無くなってゴメンね。
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