揺れる思い

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車から降り、ちょっとかしこまって浩二にお礼を言った。   「今日は有難うございました。写真見せてなんて突然言い出して…凄く楽しかったです!今度はいつ会社に来るんですか?」 「もぅ行かないょ…」   尚の胸がキュンとなった。   「ぇッ 何でですか!?」 「俺の写真ダメだって。この前言われちゃった。綺麗だけどなんか足りないから使えないって!」 浩二は苦笑いしながら話続けた。 「ま~他でも言われた事あるんだけどね!ちょっと凹んでたから尚が誘ってくれて嬉しかったよ! こちらこそ、ありがとね!…じゃ!…」 「…はぃ…」 走り去る車を見ながらまた胸がキュンとなった…
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