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沙羅がゆっくりと目を開ける。
祥は微笑みながら優しく呟いた…。
「おはよう。」
沙羅は、ほんのり顔を赤くしながら呟く。
「…おはよ。祥は、いっつも早起きだよね。」
少し膨れながら言う沙羅が可愛い。
「沙羅の寝顔が見たいから早起きしてんの♪」
意地悪な笑みをしながらそう言えば、
尚も真っ赤になる沙羅。
「…なっ!!
次は私が早く起きて祥の寝顔見てからかってやるから!」
ムキになる沙羅が愛しくてクスクス笑っていた。
……ずっと
このまま二人は一緒だと
この時は、思っていた……
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