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中学生になりばあさんの事も忘れていた頃。
ばあさんのアルツハイマーは突然発症しました。
韓国語ような喋り方、少し触れたら泣き叫びだしはてはばあさんが僕のことを分からなくなりじいさんに
この子どこの子?
と言い始めました。
とてもつらかったですがいろんなことを忘れていくばあさんの方が数倍はつらいはずだと僕は思います。
ばあさんが僕を忘れるたび僕は笑いながら僕のことを話しました。
中学三年まではすぐに思い出してくれていましたが、いまでは僕や兄貴、弟や妹はては親やじいさんまで忘れています。
中学の最後の方ではマラソン大会に出ていたばあさんは椅子から立ち上がることも出来ないほどの重症に。
そんなばあさんをいつも介抱してるのはじいさんだ。
平気で便をもらすばあさんに笑顔で応えセッセッとオムツを代えてあげます。
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