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軍曹になっても死ぬ確率は変わらない。逆に責任が強くなっていくだけだった。
そんなある日じいさんにとって最大の事件が起きる。じいさんの部下が敵軍に捕らえられたのだ。
じいさんは他の部下たちと共に助けに行った。だが既に遅くじいさんの部下は敵軍によって処刑されていた。
腹を真横に裂かれ首を切断されていたそうだ。
切りすじがズタボロだったためこの人はノコギリの類で何度も切られたのだろう。じいさんたちはただ絶望感だけが残った。
そんな悲惨な出来事をじいさんは僕に話してくれた。 じいさんは二度と戦争が起こってほしくないと願っている。
その気持ちは僕も同じだ、いや世界中のみんなが思っているはずだ。
じいさんはこれ以上じいさんのような人を増やしたくないと思っている。
願っている
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