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ある日の夕方、僕はじいさんに質問した。
じいさんに夢はある?と
じいさんはボロボロのイスに座りながら言った
夢ならもう叶ってる 今この時もね。
僕には良くわかった
じいさんはこんな風に孫たちや僕の親と過ごしていく事が夢なのだろうと
じいさんは続けて言う。
孫がわしと話してくれるのは良いけどやっぱ女の子の方がいいなぁ
それを聞いた僕はずっとじいさんのハゲた頭を叩いていた。
なにするんだ!と怒るじいさん
うるせぇぇええ!と叩き続ける僕
この醜い争いは夕食前まで続いた。
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