第一話、黒に水玉の男

10/12
前へ
/60ページ
次へ
ここからは実際の会話です。 山『はいー。』山田がドアを開ける。 警『あっ、夜分遅く申し訳ありません!私、〇×警察署勤務のシミズ(仮名)と申します!』シミズは証明書を山田に見せた。 山『ほんとに夜分ですね。(笑)こんな遅くまで捜査ご苦労です。』 シ『いえいえ、一人で捜査するのが私の趣味でして。(笑)』二人和む。 山『それより、こんな単独で…何か手掛りは見つかりました?』 シ『それが…』シミズの顔が穏やかな顔から真剣な顔つきに変わる。 山『それが?何か見つかっ……!!!』 …山田も真剣な顔つきに変わる。 シ『私が昼間、独自に住人に聞き込み捜査した結果、昨日の早朝に黒の服装で身をまとった男性が目撃されてるんです。』シミズの顔つきがより一層真剣な顔つきに変わる。 山『………』 シ『心当たりありませんか?』 山『…ありません。』 シ『そうですか…。分かりました、夜遅くすみませんでした!』シミズの顔が穏やかな顔つきに戻った。 山『お疲れさまです。捜査頑張って下さい。』 シ『はい。では失礼します!!』 警察官シミズは山田に笑顔を残すとまた捜査に向かった。
/60ページ

最初のコメントを投稿しよう!

34人が本棚に入れています
本棚に追加