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山『都内で起こったからってこんなにニュースで取り上げなくたっていいだろー。』山田の独り言は止まらなかった。
深夜2時。
山田はテレビゲームをしていた。パーティーゲーム。…山田は自分を誤魔化し切ろうとしたが、背中が寂しさを物語っていた。
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……
『ピンポーン。』
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『ビクッ!!』…山田はビックリした。あぐらを組んだまま垂直に飛び跳ねた。
突然、静寂を切り裂く部屋のインターホンが鳴った。
山田は今朝から人に飢えていた。恐怖と寂しさのせいだったのだろう、何を急いだかドアに向かいレンズを覗いたらそこには一人の警察官がいた。
…何故かホッとした。
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