雇われマスター、そして再会

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10月も中旬になり、何とか店をやりくりしてたある日、AとMが客として店に来た。この日初めてMと会話した。「たいへいはどこに住んでるのん?」意外にも先に話かけてきたのはMだった。「俺はT町やで。」 M「うそっ、私もや。家近いから今度一緒に遊ぼ。携帯教えるけん、たいへいのも教えて。」と言ってMは紙に長々と何か書き出した。そこには携帯番号と住所と誕生日とMの好きな音楽やら趣味何かが書かれてた。そして「よろしく。」て。俺も紙に番号を書いてMに渡した。Mの誕生日はもうすぐやんて思ってその紙をポケットにしまった。
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